ラズパイ(Raspbian)でバニラサーバを建ててみよう

ここでは、マイクラのバニラサーバー(普通のマイクラ)を建てる手順を紹介します。ラズパイの扱いに慣れるために、SSH接続したラズパイ上で作業していきます。

前提で進めていきます。

マイクラサーバの建て方

サーバー用データをダウンロード

では、ラズパイにログインして、作業用のディレクトリを作成します。

あ、因みに jar ファイルは公式サイトからダウンロードします。今回のサーバー起動オプションは公式サイトに記載されている物を使用します。軽く目を通しといてください。

mkdir mcserver
cd mcserver
wget https://launcher.mojang.com/v1/objects/3dc3d84a581f14691199cf6831b71ed1296a9fdf/server.jar

wget は指定したURLのファイルをダウンロードするコマンドです。ゴニョゴニョ出て100%になったら server.jar がダウンロードできました。

java -Xmx1024M -Xms1024M -jar server.jar nogui

上記を入力したらサーバーが起動します。簡単!!簡単やでー!!が、そこまで甘くありません。ほんの少しやることがあります。

EULAに同意する必要がある

下記のようなエラーが出て止まりました

[main/ERROR]: Failed to load properties from file: server.properties
[main/WARN]: Failed to load eula.txt
[main/INFO]: You need to agree to the EULA in order to run the server. Go to eula.txt for more info.

server.poperties と eula.txt があらへんでと言うことだそうです。server.properties は読んで字の如くサーバーの細かい設定ファイルです。eula.txt は利用規約に同意するためのファイルです。eula は絶対に一読しておきましょう。

一度起動を試みると server.poperties と eula.txt が作業しているディレクトリ(カレントディレクトリと言います。ここではさっき作った mcserver)にできています。とりあえず eula.txt を書き換えましょう。

$ nano eula.txt

eula=false   →   eula=true

これでサーバーが起動できるはずです。最初は数分かかったりかからなかったりします。ゴニョゴニョズラズラでてきて、Done (***s)! For help, type “help までいったらサーバー起動完了です。一手間はありますが、マイクラサーバーを建てるの自体はホントに簡単ですね。

それゆえセキュリティ対策せずに乱立させるのが懸念されます。ヘタすると関係ない人にまで多大な迷惑がかかるので気を付けてください。

サーバーにログインしてみる

サーバのバージョンに合わせてマイクラを起動、マルチプレイを選択。

サーバーを追加。

サーバの情報を入力して完了です。DDNSがちゃんと効いていれば、ドメインを入れても繋がります。「サーバーに接続」で繋がればサーバー建ては完了です。

結構過ごしやすそうなワールドを引きました。イイね!!

server.properties が置き去りにされてますが、ちょっと長くなりそうなので分けます。サーバールールの設定へ続く。

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